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2013年12月30日 (月曜日)

2013年を振り返って

2013年を振り返って・・・

久しぶりに車両の販売を再開したりしていろいろと面白い年でした。あといままで違った見方というか違う角度からの意見をいただいて新しい発見もあったりもしましてホントに感謝しています。




私の得意というか好きなアイテムは、やっぱりチューニングパーツです。これは当初に”S”に乗った時にハマったり散財したわけですが、今より恵まれていたのは、まだ本物のパーツがあったことです。

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C-MGはMGカーズ・Competetion Partsの意です

 

そのCパーツは、さかのぼると当時はSTパーツ(スペシャルチューニングパーツ)とも呼ばれBMC時代はその多くはDOWNTONで設計・製造されました。

DOWNTONでパーツナンバーの前にコンペティションパーツの略称の「 C/ 」(シースラッシュ)を表記していたのがその始まりと言われ、BMC・British Leylandの方ではスポーツカー部門アビンドンのMGカーズ(Special Tuning Department)で取り扱われ「 C- 」(シーハイフン)と表記されて販売・装着されました。

MGカーズが独自に開発したものやDOWNTON社との顧問契約解除以降にも「 C- 」は継続して使われました。


まだMS社がその商標・権利を入手するよりも、かなり以前の話です。

                                                       

 

 

もちろん、いま流通している「C-〇〇〇XXX」なんて品番のものが昔のCパーツとは違う物なのはご存じの方も多いと思います。基本的に継承しているのは品番と仕様ですので・・・残念ながら材質・精度・耐久性という大事な点は継承されているとは言い難いと思います。

もちろんミニ用にレーシングパーツがいまだに
これだけ作られていることで色々と助かる部分もあります・・・ただ品質的に及第しないものにC-の冠がつくのは個人的には「?」な感じです。(これ話し出すと長くなりそうなのでまた今度に・・・)


話はそれましたが・・・60-70年代に作られた
Cパーツを使えたので、安心してあとはその組み方、使い方、考え方・・・単純にHOW TO MODIFYに集中できたわけです。この点はとても恵まれてたと思います。つまりチューンで大事な基幹の精度がチューニングパーツによって削がれる心配はほとんどありませんでした。

おかげで80-90年代以降にイギリスの各社が出してきたレースパーツを選定したりする基準にもなっています。



で、その後RIPSPEEDやMINISPARESなどの本物の「Cパーツ」のデッドストックが枯渇してしまって困っていた1980年代に
VORTZ(当時はCCC84)のニックが作ったチューニングパーツに出会いました。

当時からニックはCパーツにも精通していたのとDaniel RichmondDOWNTONの手法を上手く再現したり又独自のアイデアも加えて品質ともに優れたパーツを出していました。                  

特にチューニングヘッドは秀逸でした。そのヘッドは(than disciples Longman)"DOWNTON"のように感じる・・・でも、古くはない・・・不思議な感じでした。

 

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R-183 Cylinder Head

         

その「Cパーツの優れたリプロダクション」ともいえる様なアイテムの多くは彼が最も心血を注いだコンバージョンカーの「MINI COOPER FORMULA R」に使われるようになります。



で、CパーツがC-XXX(シーハイフンXXX)と呼ばれるのに対してR-XXX(アールハイフンXXX)と位置づけされ独自のパーツナンバーが設定されます。

彼が FORMULA-R に使ったチューニングヘッドは
R-183 です。1300用のシリンダーヘッドは2種類あり、もう一つはR-180でした。R-183はインテークバルブを最大口径までひろげてバルブガイドでオフセットさせた方(をニックはRに使ったと記憶してます)でした。

このヘッドでニックは「
ラウンドポート・エキゾーストという新しい手法をとります。彼の当時の説明によるとこれはダニエルリッチモンドの晩年のアイデアで実践されなかったものを彼が実用化した・・・だったと思いますが・・「晩年のアイデア」のソースは残念ながら無い・・・・しかし、いずれにせよ彼が苦労して実際に作ったことには間違いありません。

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(最近、彼の本がでたそうです。注文したので来年には入荷します) 

たまに、「ニックってダウントン出身?」という質問を受けますが、違います。彼は若くしてジャガーの修理をはじめ、彼は二十歳頃に既に店を持っていたと言われています。70年から80年代にかけてミニに深くかかわるようになりますが、よくある職人気質が災いして当時は異端児?扱いな感じだったように思います。
(彼がミニに関わるより以前については、私もあまり詳しくないんで来年その本を読んでみます)

その後CCC84プランの頃にパーツ部門を新「DOWNTON」ブランドで売り始めたという経緯があります。その頃パーツにくわしいパートナーが一人いましたが名前は失念・・・。商標の登記、権利などの事は知らないのですが約一年ぐらいの間だったと思います。




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FORMULA R (写真協力は"MINI FLAG" 滋賀県)






その「エキゾーストポートをスクエア(四角)からラウンド(丸)へ変更」これがどれほど効果があるのかは議論もあると思いますが、個人的には「有る」と今でも思ってます。チューニングはトータルですから全てが組みあがったうえで効果を発揮するものもあるしギリギリのところで四角と丸の差が出るのは絶対にあると思います。対費用効果?で考えればかなり少ないわけですがとにかくソコまで拘ったわけです。(但し、その後のVORTZ名への変更後のFORMULA-Rがラウンドポートを継承したかは私は知らないです。)


当然ニックは排気マニを特注でマニフローに作らせR-453というラウンドポートLCBを作ります。さらに続けて昔のRC40マフラーを進化させたR-458マフラー(1275用)、R-454マフラー(998用)をリリースします。

その2つのマフラーはそれぞれ排気効率がよく考えられていて大変良かったんですが、ミニスペアーズが継続生産した「RC40」のネームバリューにはとても及ばず(性能はR-454とR-458ちの方が完全に上・・・と思うのに・・・)とても悔しい思いをしたのを覚えています。

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ん?

(ほらほら、また違う話に・・・・^^;)

いやいや、自分の通勤車の今年の改造の話を書こうと思ってたんですが・・・

なんかこんな脱線ばっかりで親しいショップさんらに「ヲタク?」と思われるのかもしれないです。いや、こうなったら来年はキングオブ「ヲタク」でも目指しますか(笑) でFORMULA-Rの話はそのうち続き書きたいと思いますが・・・もっと普通な話も^^;)



得意というか好きな仕事はまだ幾つかありますが「オートマ・オーバーホール」なんかもずっと続けています。オートマは83年頃に「ADO16・バンプラのオートマをオーバーホールするぞ!」から始まってパーツと作業に関わって30年、当社で実際にMINIのオートマO/Hを始めて20年になります。この間、ずっと当時のRJディーラー工場や専門店さんが直せないものを中心に限られた工場への業販のみをやってきました。で、最近のミニのAT車事情に思うことがあるわけです・・・・

と、その話はまた今度に!


本年は色々有り難うございました。

皆さん、どうか良いお年を!

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