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2015年11月24日 (火曜日)

WIPAC(ワイパック)の話 【 2 】

そのWIPACが作った製品の中でも一番有名なのがコレです。私も思い入れというか縁があるパーツのひとつです。

 

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WAIPAC S3591吊り下げバックランプ

1963年後半からの製造販売開始だったと思います。


これはバックランプの銘品といわれて1970年代半ば過ぎまで作られました。デザインも秀逸でバランスの良いルックスからも生産中止後はビンテージなパーツとしていまだに人気の高いものです。

ドゥトレーディングでは1993年頃にデッドストックのミリタリーパッケージ(英軍用部品箱入り)でこのバックランプを百数十個イギリスで発見しました。

大好きなパーツだったので何年在庫してもいいや!と思い全部購入。、、ところが日本に輸入して入ったその日から、なんと3日間で完売!するという^^;・・・・・あらためてこのランプの人気の高さを思い知らされました^^; 

その後イギリス各地に手配してあちこちを探すも・・・やはりまとめては出てこなくなりました^^; 数個づつならありましたが・・・、


そこで1994年に良いリプロダクションをつくろう!と決めて見本のWIPACのランプを3個抱えて当時台湾にわたりました・・・いろいろあって・・・・今年に再び作り直して20年越しでやっと納得のいくモノができて(^.^)・・・現在に至っています。

 

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詳しくはこちらをどうぞ
商品ページ 
http://www.do-td.co.jp/shop/11_842.html

 

ブログ http://do-td.tea-nifty.com/blog/2015/07/post-c989.html



ルーカス、ワイパック、リング、イグニッションコマーシャル、レイヨッド、スタンダード・・・などなどの電子部品メーカーのパーツ群が隆盛を誇った1960年代にはミニクーパーをはじめとする名車も生まれ・・・・

時は1970年に移行していきます。

時代を早きに察知したBMCは企業総合理化という指針を定めて1969年にはブリティッシュレイランドという新しい方向へ向かいます。ミニならMK3の時代に突入していきます。同時に独自の共用プラットホームの基準を造りはじめますが・・・1970年~1973年のあいだはまだまだ1960年代から引き継がれた技術、デザインに依存していたのは事実だと思います。そしてそこから少しずつ70sのファッション、トレンドがはじまっていく・・・そんな時代でした。

WIPAC社では1969年からの気運も高まりつつ・・・会社の経営ともに好調な時代だったのが当時のカタログからも伺えます。

そして・・・1971年のカタログラインナップからは「いつまでもNo2じゃだめだ。ルーカスを追い越せ!」みたいな気概が感じられます。

 

 

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とくにデザインと上質ステンレスを使った製品はルーカスよりも先を行っていたようにも思われます。前出のバックランプの魅力もステンレスでできたボディラインとレンズのデザインです。


そんな1970年に・・・当時のあるヨーロッパ車の一つのサブディーラーがWIPAC社と代理店提携をします。

いくつかのランプをまとめて発注してある欧州ブランド車のオプションとして売り出します。




今回入荷したのはそのサブディーラーがオーダーしたフォグランプの一つです。
中のリフレクターは4インチ(10cm)、外径は約12.2センチ、高さはブラケット面からトップまでが約15.5センチと小ぶりなサイズです。(どちらかというとミニ用に設計されたのでは?とも思いたくなるような・・・)

 

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だったんですが、このメーカーには小型といってもそれほど小さなサイズの車はなく・・・むしろ大型車が中心でした。そのディーラーでは「今扱ってるモデルには小さいからそのうちメーカーから小型車がでるまで置いておこう」 

みたいな感じで倉庫に収まっていました。・・・・・が残念なことにこのディーラーの親会社が倒産!! 倉庫はそのまま自動車とは無関係な会社に売られていきました・・・・そしてその倉庫は中身ごとまた違う会社に売られて行ったそうです。


縁が合って私の所に話があったのが今年の9月でした。私の知り合いが過去にワイパックバックランプを探しているという情報を流し続けてくれたのがきっかけでした^^;




このフォグランプStainless480というシリーズで・・・かつてのS470の改良版でもあります。




しかし41年も経っているとは思えないような・・・まるでタイムカプセル?から出てきたようなコンディションです(^.^)

 

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レンズデザインからはWIPACの良く使う「W」からデザインされた意匠の葉っぱのようなマークは外されています。レンズはうっすらへこんだ凹型レンズの真ん中に凸マークを入れられセンス良くまとまっています。

 

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(余談ですが実は10月に・・・当社に入荷したわけです。そしてテストでフォグを点灯した時・・・・夜中の会社の倉庫裏で・・・・フワァっと灯りが灯いて・・・なんか 何十年もの時を超えてライトがついたのに・・・ちょっと感激したり^^; )

 

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そして当時のワイパックデザイナーはこのレンズから葉っぱマークを外しスマートにマイナーチェンジしたランプデザインをを「THE DESIGHN CENTER LONDON」に登録出願をします。

そしてソレが晴れて認証されてセンターにも展示されることになります。

イギリスそして世界的な工業デザインの核でもあったデザインセンターに1971年に飾られた唯一のフォグランプでもあります。

いくつかの中身には当時のデザインセンターの有名なマークが貼られています。

 

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トップにはWIPAC史上、もっとも力の入ったエンブレムがつけられ

 

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一緒にイエローバージョンも入荷しました。

 

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大きさがわかるようにも写真をとってみましたが・・・一部の知り合いから缶コーヒーではダサい!と酷評されました^^; なぜタバコじゃないのか?笑 いや^^; 5年前にあんなに苦労して辞めたタバコは周りにも吸ってる人がもう誰も居なかったからです笑 でもせめてスケールにしとけば良かったかな^^;



あとこのランプはブラケットがとても賢くできていてアンダーマウントだけでなくサイドマウント、ハンガーマウント、バックマウントにも変身するという優れものです。詳しくは近日中に【 WIPACフォグランプ詳細編 】を書きたいと思いますのでご興味のある方はそのなかで(^.^)

 

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変身、へ・ん・し・んっ!( 懐かしい合い言葉^^; )

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来週頃にはアンダーマウント(下側用)にぴったりのブラケットも入荷します。


ともあれ縁があって当社に入荷したビンテージワイパックフォグランプ、480シリーズの販売を開始します。

おそらくこのディーラー以外には納品されていなかったと思われるとてもレアなパーツなんですが・・・・確保した一定数量は・・・当時の箱入りで15000円(税別)で販売したいと思います。 中には箱にシミなどが有る場合もありますがその辺はご勘弁ください^^;




いま40年以上の時を超えて今年にあらためて(初めて)ミニにマウントされる姿を個人的にぜひ見たいので、つけられた方はよろしければ私まで写真を送って頂けるとありがたいです(^_^)/


すでにビンテージコレクションで有名な専門店の数店だけには先に納入させてもらってます(^_^)/ もしお近くのお店のブログやHPをチェックして入荷していればぜひ現物をご覧ください。

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WIPAC ビンテージ フォグランプ 480
ともに
15,000円(税別)

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WIPACフォグランプ(詳細編)につづきます!
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コメント

ワイパックの記事、興味深いです。
フォグランプやスイッチが好きでLucas、WIPACなどよく見かける当時物(ボロ)を所有していますが
なぜか車には取付けたことがありません・・・!?
 
初めて見るこのWIPAC 480には驚きました。
自分が小学校入学の頃のランプだとは・・・まさにタイムカプセルですね!
ところで、この薄いボディと凹レンズに収まる電球はどのようなものでしょうか?
先日、Lucas SFT576を修復&LED化したばかりのためか気になってしまいました。

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DAIさん
こんにちは。
実はこのフォグは私も初めて見ましたし・・・業界の古系が得意な人たちにも見せましたが・・・皆が初見でした^^; 一定数量は入荷しましたが数は限られて世界的にもレアです。私はめったに言いませんが笑「これは買っといた方がいいです」とおススメできるビンパーツです。

バルブはまさにこの頃にスタートした「Quartz Halogen」という小型のH3ハロゲンでROVERミニのフォグランプにも使われているGLB453(またはLUCASのLLB453)が入ってます(^.^)

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