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2019年6月 7日 (金曜日)

「私的なポイントGCS124の当時のトラブルの話」 完結編

「ポイントGCS124の当時のトラブルの話」 完結編
先日にかきました【私的なLUCAS 23D 25D 45D 59D ディストリビューター・パーツの話】でご紹介したNOS品などをカテゴリーに追加して編成しましたのでご覧ください。
あと本文を読み返しましたら、なんと59D4用の肝心のポイントの不良について書いていませんでした(T_T)
 
追記として
ポイント GCS124(LUCAS DSB191)についての話です

A1184_z1
 

 


時代はさかのぼって1990年代に・・・LUCAS SERVICE UK が他の企業に吸収合併されたことにより多くのルーカス自前のファクトリーはしだいに閉鎖または売却されていってしまいました。

もともとルーカス社といっても大元は巨大企業の「ルーカス・インダストリー」グループだったのですが各部門は時代を追ってデルファイやTRW、キャレロ、マレリーなどのいろいろな企業に部門ごとに切り売りされていき、1996年にはついに名門ジョセフルーカスの血をひく英国自動車部品界の雄は閉鎖されてます。

そして、その後は分散された部門ごとにLUCASのパテント、商標、設計、などにもとづいて残っていくことになります。


A1182_z1  

電子パーツを担った新生ルーカス・エレクトリックサービスもその頃にスタートしています。
しかし売却した工場や関連会社のなかにはポイント、コンデンサー、デスキャップなどの多くのチップを作っていた工場もありましたので、新生ルーカスはその多くを他の企業でOEM生産させて部品部門を継続していきます。一時期までは欧州の電子企業に依頼することも多かったのですが、EUの中においては多くの会社は新生ルーカス社とはライバル企業になることが多く・・・そのため中には取引を絶たざるおえないこともあったようで・・・同社は欧州の有名電子パーツ企業連合からは次第に疎遠となっていきます。そして同時期に新生ルーカス社のパーツ製造は中華圏へと移行していってしまいます。


新生ルーカス製の中華製モジュール
L118a3


新生ルーカス社がメインファクトリーを中華圏に移行する前に最後に欧州でポイントなどの電子パーツをOEM依頼したのは米国S社でした。S社は当時、イギリスのインターモーター社(部品製造販売)、WEBCON社(WEBER・ウェーバーアルファ)などを傘下に置いていた巨大米国企業です。
 
しばらくは好調だったのですがそのS社が新生ルーカス社とインターモーター社に供給するパーツの品質も年数を追って少しずつ低下していきます(あくまでミニ用の製品に関してです)。前回述べたコンデンサーも含めてローターなどの材質も変化していきました。
 
そのS社製造のアクシデントは・・・1996年ごろにスタートしたと思われるルーカスやLANDROVER、インターモーターへのOEM供給の中で・・・おそらく2005年頃に起きたと思います。

それはポイントGCS124(DSB191)のスプリングプレートの成形の型(ツーリング)が壊れてしまったことで、これをきっかけにその後の大きなトラブルの引き金になったと思われます。

↓良かった頃のポイントDSB191(GCS124)
A1182_z3

写真のコンデンサーのリードターミナルを引っ掛けるU型の部分が本来はプレスで折返して曲げられて挟んだセグをしっかりと保持することができていました。もちろん金属のバネ係数なども影響します。下の写真の〇で囲んだ部分が問題の部分です


2

これをつくる簡単なツーリングがこわれたのでS社では、ここにリベットで短いプレートをつけてはさむ構造にしました。
「電気的に導通があればOK」なはずでしたが・・・・これからが不思議なことがおきます。このときやはり「時代が終わってしまっているポイント式のパーツに新しく投資をする必要はない」のような風潮があったのではと思われます。
3

やはりバネ的にしっかりと抑えられていないために接触不良がおきるのか、可動する部位なのでズレるのか?またはコンデンサーのインダクタンスに一時的に影響を与えてしまうのか?はわかりませんが、このタイプのポイントを使うと消耗が著しく早くデスビの点火不良が起きました。このパートがきっかけになっているのは、ほぼ間違いありませんでした。


同時期にコンデンサーなどの品質の低下や変化もあったので、その相乗効果が原因で結局はコンデンサーが本来の役割を果たせずにポイントがすぐに焼けてしまう現象が流行してしまったわけでした。もちろんリベットだけでなく他の部分、ヒール部分の樹脂の品質の低下などほかにも原因は有るのですが・・・おおきな原因はこのリベットだったと思います。


最近まで新生ルーカス社ではリベットを採用していたようですが、大丈夫になったのかは私的には不明です。残念ながら・・・10年以上使っていないので・・・


そして先日、新生ルーカスからリベットを使わないタイプが中華圏の工場でつくられていつものグリーン
のLUCASボックスで販売されはじめたのですが・・・接点やプレートの金属材質が不安定なこととヒールの樹脂の材質が弱くて消耗が早いらしいとのレポートがあり復活まではもうしばらくかかりそうです。なるべくはやい復活を待ちたいところですね^^;


5年位前から書こう書こうと思ってたポイントの話でした。いまなお現行品では対応しにくい部分が多いですが徐々に復活してポイント式デスビの復権をねがいながら「ポイントGCS124の当時のトラブルの話」 完結編とさせていただきます<m(__)m> (ご清聴ありがとうございましたw)




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